李承憲氏の脳教育で、空想上の「フタ」を取り除こう


一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の脳教育は、情報の「選択」を効率的に行うために創案されたプログラムです。脳教育のトレーニングを実践することで、情報を主体的に選択し、活用する個人になることができます。

蚕(かいこ)をガラスの瓶(びん)に入れてフタを閉じると、数分間後は瓶の中で飛び上がって外に出ようとします。しかし、フタに何度もぶつかるうちに、飛び上がらなくなります。フタをとっても、瓶から出ません。フタがあると思い込んで、あきらめてしまうのです。

人間にも「あきらめた蚕」と同じような習性があります。頭の中で「空想のフタ」を作り上げて、今の状況に安住してしまうのです。

人間は、数えきれないほどの情報の切れ端が集まってできた集合体です。遺伝や経験によって得た情報が、今のあなたを形成しています。

しかし、人間が持つ情報には、とかくネガティブなものが多いです。否定的な情報を何の疑問も持たずに受け入れることで、自分に対しても否定的な考えを持つようになります。「自分にはできない」。そんな思い込みが、まさに「空想のフタ」を作ります。自らの能力に限界を設けてしまうのです。

李承憲氏は、「自分を構成する情報は、自分自身で選択し、変えることができる」と言います。私たちは情報の主人です。自分が情報の主体になるという決意をし、それを行動に移すことができれば、私たちは雑多な情報から自由になれます。そのための力を養うのが、脳教育なのです。

一指 李承憲著『悟りの哲学』より