李承憲氏のセドナの活動拠点「マゴガーデン」とは

米アリゾナ州セドナで、脳教育プログラムの開発・指導を行っている一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏。その活動の拠点となっているのが、「マゴガーデン」です。

もともと、マゴガーデンのある土地は、李承憲氏が韓国からセドナに移住して間もない1997年、李承憲氏が設立した非営利団体によって取得されました。李承憲氏の著書『セドナ・メッセージ』によると、土地を取得した当時は、一帯はたいへん荒廃していました。それを、李承憲氏がボランティア活動の仲間たちとともに年月をかけて補修・整備し、自然があふれる「地球の気持ちが感じ取れる」場所になりました。

李承憲氏によると、マゴガーデンをつくった目的は、世界中の人が脳教育プログラムを学ぶための拠点づくりです。人種や国家、宗教が異なる人がマゴガーデンを訪れ、瞑想し、心を開いて一つになる。そして、それぞれの暮らしの場に戻った後も、脳教育を実践し、自分やまわりの人びとの暮らしを美しく織りなしていく。そのための「魂を目覚めさせる場所」として、マゴガーデンがつくられました。

セドナの強烈な太陽と赤い大地からのヒーリング・エネルギーに水のエネルギーと木のエネルギーを加えるため、マゴガーデン内に湖がある花と木の豊かな庭園が造成されました。庭園の整備は、「無から有を創造する過程の連続だった」と李承憲氏は振り返ります。

湖がつくられると自然に近隣の野生動物たちが訪れるようになりました。マゴガーデンは「自然との調和」が強く意識されており、「人間だけがヒーリングをするのではなく、ここでともに暮らすあらゆる生命体をもヒーリングする」との李承憲氏の考えが貫かれています。