3つの体、肉体・エネルギー体・情報体

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『The Twelve Enlightenments for Healing Society』より引用、Healing Society、2002年発行~

1番目の体である肉体は、見ることができ、触ることができる。これは五感の領域で体験できる体である。

2番目の体であるエネルギー体は、見たり触ったりすることはできないが、感じることはできる。体と心が十分に弛緩されると同時に意識が明瞭に目覚めている時、自分の体を包んでいるエネルギー場を感じることができる。それは体の内外を境界なく通じながら同時に私たちの体の周囲を覆っている。このエネルギー場は気を撮るキルリアン写真で撮影することもでき、特殊な感覚がある人は見ることもできる。

3番目の体である情報体は、五感で感知できない情報の領域である。私たちは情報の存在を見ることも触ることも感じることもできない。私たちが時間と空間の中で持っているものは情報を記録する装置や情報が出力できる形状だけで、情報自体は時間と空間に縛られることはない。絶対的な自由だとか無限な存在だというものは、このような情報体の次元を意味する。