なぜ今「脳哲学」なのか・・・李承憲氏


世界的な脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏が、自らの30年間の研究成果をまとめた著書『脳哲学』。その前書きの要約を紹介します。

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これまでの人類の進化をけん引してきたのは、「よりよく生きたい」という人間の欲求でした。その欲求が宿るのは、私たちの頭蓋骨の中にある脳です。つまり、脳こそが人類史の震源地だったのです。

脳は人類の社会制度をつくり、農業や鉱工業を発展させてきました。しかし、脳が築いてきた現代物質文明が限界を迎えている今、私たちは脳をしっかりと理解する必要があります。脳を理解することによって、物質文明に替わる新しい時代への転換が可能になります。新しい時代とは、すべての人が幸せで平和に暮らせる精神文明時代です。新しい時代の幕開けには、全人類が共感できる哲学が不可欠であり、それが脳哲学なのです。

脳哲学とは、脳科学の理論に基づいて、脳の価値に気づき、脳を活用するための哲学です。一人ひとりが「私は誰なのか」「どのように生きるべきなのか」という究極的な問いに対して自ら答えを用意し、実践できるようになる。それが、脳哲学の目的です。

脳哲学を理解し、実践できる人は、弘益(ホンイク)の精神の持ち主です。弘益とは私欲を捨てて、広く社会や他者のために尽くすことです。

脳哲学と脳教育によって、脳の感覚、そして健康を取り戻し、さらには良心を取り戻す。それによって、人間性が喪失された時代から抜け出し、新しい希望の時代へと進むことができるのです。

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