ビジョン、完成に向かう魂の事業計画

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著 『The Twelve Enlightenments for Healing Society』より引用、Healing Society、2002年発行~

神性を咲かせる鍵は私たちの内面から無限なエネルギーを噴出す大きくて美しい望みである。これを私は「ビジョン」と言う。ビジョンは悟りを通じて創造し、悟りを根拠に選択した人生の目的として、世の中のためにする具体的で責任ある魂の事業計画である。魂はビジョンを通じて自らを完成させる。ビジョンを持つと、そしてそのビジョンを成すために自分のすべてをかけると、やっと神性は現実化される。

「幸せの成功哲学」は自分の内側にある

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~

「あなたはどんな人生を望みますか?」と尋ねられたら、ほとんどの人が「幸せになりたい」と答えるでしょう。

しかし、「どうすれば幸せになれますか?」という質問には、人それぞれ違った答えをするはずです。幸せの定義はさまざまです。多くの人は「幸せになるための条件」を持っていて、その条件を満たせば幸せになれると信じています。そして条件が満たされない状態が続くと、「自分は不幸だ」と感じます。

でも、ちょっと待って下さい。ほんとうに、そのような条件が満たされないと、幸せになれないのでしょうか?条件なしに、今のままで幸せであってはいけないのでしょうか?「理由もなく幸せになんかなれない!」。そう言うかも知れません。

でも、あなたの脳に聞いてみて下さい。「無条件で幸せになるのか?」と。脳は「もちろん可能だ」と答えるはずです。

幸福とは、脳の気持ちです。脳の考え一つで、幸せになれます。なぜなら、すべての脳は、幸せを創造する力を持っているからです。

そんな脳の創造力を引き出す方法を3つ紹介したいと思います。いずれも、成功哲学の実践法となります。

第1の方法の一つは、瞑想です。これは自分の中に幸福を見いだす方法です。体の力を抜き、集中することで、脳が本来の状態を回復します。その結果、脳内の神経伝達物質(脳内ホルモン)の分泌が安定します。特にセロトニンのような幸せ感を与えてくれるホルモンが多く分泌されます。

幸せになる第2の方法は、まわりと良好な関係を結ぶ事です。人との関係、組織との関係、自然と関係を改善すると、幸福になるための環境ができあがります。良い関係を結ぶためには、自分がまず心を開くことです。「いつも笑って挨拶をする」「人が嫌がる仕事を率先してやる」といった行動が、幸せへとつながります。

第3の方法は、選択する習慣です。脳が受け取る無数の情報の中から、幸福へとつながる情報を選択するのです。善と悪、肯定と否定、幸福と不幸は、いつも脳の中で共存しています。どちらも絶対的ではありません。この中から何を選ぶのかが、重要です。

幸せになるための答えは、すでに自分の中に潜んでいます。あなたはすでに最高の成功哲学を持っているのです。脳に聞いてみて下さい。

小さな出発が生む成功哲学

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~

偉業を成し遂げた人たちの成功哲学の基本にあるのは、創造性です。いつの時代も、創造性に富んだ人が、世界をリードしてきました。

私たちは、こうした偉人たちの創造性に感心しつつ、「自分には創造性が足りない」と感じてしまう傾向があります。

でも、実は、創造性のない人なんて、この世にはいません。

だれもが創造性を持っています。

創造性が発揮できないのは、脳の中で眠っているか、抑圧されているだけです。

創造性を活かすカギを握るのは「意志」です。

何かを実現しようとする意志を持ったときに、はじめて創造性が発揮されます。

私自身は、大学入試の三浪の時代に、初めて創造性というものを体験しました。

当時、浪人中にもかかわらず、勉強に嫌気がさして、テコンドーと合気道に打ち込んでいました。

ある日、町内の片隅に積み上がっていた大きなゴミの山があまりに見苦しいので、「何とか自分で片付けよう」と思い立ちました。

次の日から1か月間、ゴミを背中に担いで毎日運び続けました。生ゴミは近くの空き地の土に埋め、そこにカボチャの苗を植えました。

ゴミがすべて片付いてしばらくすると、植えたカボチャがすくすくと育ち始めました。やがて、一帯を覆うほどになり、大量の実がなりました。おかげで、その季節は、町中の豚までもがカボチャで満腹になるほどでした。

この体験をきっかけに自信を取り戻した私は、次の年、無事、大学に合格しました。

今考えると、「ゴミとカボチャ」の体験はまさに創造でした。

創造とは人生における発見であり、発明です。

多くの成功哲学が示すように、偉大な発見や発明も、小さく、些細な出発から始まります。

出発は小さくても、最後までやり通すことで、大きな創造につながります。

あきらめず続けること。それが、あなた自身の成功哲学を生むはずです。

「願うこと」が成功哲学・自己啓発の第一歩

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~

歴史に残る成功哲学や自己啓発法の多くに共通するのは、情熱や意志、そして信念を持って物事に取り組むことが大切だということです。

「求めよ、そうすれば与えられるだろう」。これは、イエス・キリストの言葉です。

「何事も願えばかなう」と説く成功哲学は、脳科学の立場からみても、かなりの真理を含んでいます。願いごとがあると、脳の創造性や生産性が高まるからです。

人は願いごとがあって初めて情熱や信念を持ちます。何かを成し遂げたいという意志こそが、自らを高めようとする自己啓発の第一歩です。

人間の脳は願いごとに対して最も敏感に反応します。たとえば、健康を願うというメッセージを脳に入れると、脳は「運動を始め、食習慣を変えよう」という情熱を呼び覚まします。

ただ、脳が対処できない願いごともあります。たとえば、宝くじ。宝くじを買って当選を願うメッセージを脳に与えても、脳は何もできず、手を後ろに組んでいるしかありません。

単なる「たなぼた」や「幸運」で願いごとが実現しても、あまり意味はありません。願うと同時に、実現に向けて最善を尽くすことが大切です。最善を尽くして成功できたときは、喜びもひとしお。脳の快感中枢が最も強く刺激されるのも、努力してむくわれたときです。

まずは、自分がほんとうに願っていることを見つけましょう。脳教育の成功哲学を学ぶことで、そのための重要なヒントが得られます。

真の願いごとを発見すれば、必ず人生に変化が起こります。

脳教育の成功哲学~自分の脳をだまして幸せに!?

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~

脳教育は、私たち一人一人に「成功哲学」を与えてくれます。その成功哲学の基本は、「脳を活かせば、夢が実現する」ということです。

「人間は自分の脳の10%も使うことができていない」。そんな話を聞いたことがあるかと思います。天才科学者アインシュタインですら、脳の15%くらいしか使わなかったという見方もあります。

19世紀、ある心理学者が「普通の人は脳を10%使い、天才は15~20%使う」という見解を発表しました。その後、「10%でなく6%だ」という説が出され、最近では「0.1%」という研究報告まで出ています。

そうかと思えば、「脳はすでに100%使われている。ただ、どのように使われているのか解明できていないだけ」という学者もいます。いずれにせよ、「脳には私達が知っているより、はるかに莫大な潜在能力や機能がある」という意見に異論はないようです。

人生で成功をするには、脳を上手に使うことがカギを握ります。それが、脳教育をベースとした成功哲学のポイントです。

では、どうすれば、脳を上手に活用できるのでしょうか?

その方法の一つは、脳に肯定的な情報を与えることです。

いつも否定的な考えを持っている人は、外から入ってくる情報にネガティブに反応する脳回路が形成されています。この脳回路は被害意識を強くし、挑戦する意識を弱めます。

否定的な脳回路を修正する最も良い方法は、なるべく否定的な言葉を使わず、肯定的な言葉を使うことです。「~しない」「~できない」ではなく、「~する」「~できる」という言葉を積極的に用いるのです。

つまり、脳を上手にだますともいえます。

脳を「だます」とは、脳を説得する作業です。古い観念に替わる新しい情報を脳に与えてあげるのです。

たとえば、老年期に入って「そろそろ死ぬ準備をしないと」と考えると、脳は老化のプロセスを着々と進めていきます。

しかし、「人生は60からだ」と考え、エクササイズに励み、生活習慣をしっかりと管理すれば、脳は老化のプログラムを修正してくれます。

自分の脳に肯定的な情報を蓄えるテクニックを覚えるのが、脳教育の成功哲学の真骨頂です。

身体の潜在能力を引き出すことは、脳の活性化につながります

脳に関心を持つ人が増えています。
成功哲学の一環として、自分の脳をもっと活用したいと願う人も増えています。

脳の活動は、外から見てわからないと思う人が多く、
『脳が今どんな状態なのかを確かめることはできない』と誤解されているようです。
しかし、脳の状態を知ることは難しいことではありません。
脳の状態は、身体の状態に反映されます。

李承憲氏が脳と体の関係を簡潔に説明してくれています。

「脳は処理したあらゆる情報を、自分のパートナーである身体で表現するのです」

身体の状態をチェックすれば、脳がどんな状態なのかもわかります。
そして、脳に必要なトレーニングもわかるのです。
李承憲氏は、そのことも簡潔に説明してくれています。

「身体と脳が緊密につながっていることから、私たちは身体を鍛え身体の潜在能力を引き出すことで、
脳の状態をも改善することができます」

自分の身体に潜んでいる能力を引き出すトレーニングを行いましょう。
そうすれば、脳の能力も引き出されます。
身体を鍛えて脳を活性化させることは、誰にとっても共通する成功哲学
です。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、65ページより引用

ありのままの自分を眺めることを覚えましょう

物事を客観的に見ることは、的確な判断を下す上でとても大切なことですね。

人生では、ときには悲しみや怒りに感情を支配されてしまうこともありますが、
どんなときでも否定的な感情に捕らわれず、自分を客観的に見ることが大切です。
自分が否定的な感情に捕らわれていることに気づけば、
それを払いのけることもできるようになります。
ありのままの自分を見ることで、自分の感情をコントロールできます。
これは、誰でも実践できる成功哲学なのです。

李承憲氏も、自分を客観的に見ることについて次のように語っています。

「ありのままの自分を眺められたら、脳回路に固定されている枠、すなわち偏見で
埋め尽くされている思考の閉鎖回路から抜け出すことができるのです」

李承憲氏は、ありのままの自分を見ることができれば、
閉鎖的な思考から解放されると教えてくれています。
自分を客観視することで、脳は解放されます。
脳回路の固定枠を破ることは、誰にとっても共通の成功哲学となります。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、43ページより引用

すべての人を尊重し、みんなのためになることを心がけましょう

頭の回転が早くて、エネルギッシュに活躍している人を見かけると、刺激になりますね。
影響されて、自分も頑張らなくては……と、ポジティブな気分になれます。

脳を活発に動かして活躍している人をよく観察すると、わかってくることがあります。
自分のことばかりを考えているのではなく、周囲のこともよく考えているということです。
『すべての人にとってプラスになることを考える』
それが、いちばんの成功哲学だと意識しているようですね。

李承憲氏も次のようなことを語っています。

「脳の主として生きている人は、自分と同じように、他人もまた、偉大で尊い存在であることを認めています。すべてとひとつにつながっている自分を再認識するとき、多くの問題や葛藤を解決することができます」

李承憲氏は、自分も全体の一部であることを悟り、すべての人々を尊重することで、
多くの問題を解決していけると説明しています。
全体の利益になることを考えるのは重要なことなのです。
それは、自分にとっても利益となり、
人生における成功哲学となっていくはずです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、
2009年発行、102~103ページより引用

身体をよく動かすことが、脳にとってよい刺激となります

10代の頃に、受験のために毎日何時間も、ひたすら部屋にこもって
勉強に専念した経験をお持ちの方は多いと思います。
ところで、ひと昔前の日本では
“頭をよくするためには猛勉強するしかない”と思い込んでいる人が
多かったのではないでしょうか。
ところで、脳の働きは身体と密接につながっています。
脳の機能を引き出すには頭ばかりではなく、身体もよく動かすことが望ましいのです。
脳と身体をよく活動させることが、何を目指すときでも共通の成功哲学となります。

李承憲氏も脳と身体の関係について次のように説明しています。

「身体のすべての細胞には、普段、脳の中にあった言葉や考え、感情などが詳細に記録されています。
脳の状態が良くないときは身体もふらふらし、脳が健康なときは身体も活力で満ちています」

李承憲氏が教えてくれるように、脳と身体の状態は比例します。
言い換えれば、頭ばかりを使って身体をおろそかにしていると、脳にはよくありません。
頭も身体も、バランスよく使うことを心がけましょう。
それが誰にとっても有効な成功哲学となるのです。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、64ページより引用

感情をコントロールして、元気な感情を育てましょう

大型連休が終わって5月半ば以降に差し掛かると、
寒くもなく暑くもなく、さわやかな時期を迎えますね。
この時期をとてもエンジョイしている人も多いことでしょうが、
いっぽうで、昔から「5月病」になる人が出てくる時期でもあります。
新しい人間関係等に悩み、ネガティブな感情で
いっぱいになってしまう人がいるのですが、
否定的な感情を払い落とすことも可能なのです。
感情のコントロールの習得は誰でもできますし、
あらゆる方面で役立つ成功哲学でもあります。

李承憲氏が、感情のコントロールに関して次のように語っています。

「人によっては、内面にある傷や憎悪の根が深く、それを払い落とすことが
不可能に思えることもあるでしょう。しかし、勇気を出してください。
真実の自分を省みることができたら、それは大きな成長です」

李承憲氏の言葉を参考に、内面にある否定的な感情は払い落として
元気な感情を育てましょう。それはいつまでも役立つ成功哲学となります。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『脳波振動』 講談社、2009年発行、43ページより引用