少し筋肉を刺激するだけでも、体調変わります

「前の日の飲み過ぎで仕事に集中できないときや様々なストレスで頭が痛いときなど、コーヒーやタバコでその状況を紛らわすのではなく、五分でも席から立ち上がり、体を動かしてみてください。普段は使わない筋肉を使ってから仕事をすると、同じことでもさらに効率よく、よいコンディションを維持しながら、業務成果を高めることができます」

これは、李承憲氏が『ジャンセンウォーキング』の中で紹介している体の動きに関して
述べている言葉です。

私たちは仕事や家事の都合で、どうしても健康によくない一日の過ごし方を
しなければならないことがあります。
調子が上がらないときに、つい手っ取り早く、刺激物を摂取することで、
ごまかそうとした経験がある人は多いでしょう。

しかしそのようなとき、全身の筋肉に適度な刺激を与えるだけでも随分違います。
李承憲氏が書いているように、五分くらいでもじゅうぶんなのです。

調子が上がらないときこそ、軽い運動をするようにしてみましょう。
いったんコツを覚えれば、人生を健康に平和に送る上でおおいに役立ちます。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、55ページより引用

歩くことは幸せになれる手段です

「ウォーキングは移動手段にもなりますが、『長寿のための健康手段』にも、『幸せを創造する喜びの手段』にもなり得ます。そうであれば、ここからあちらまで、この人からあの人をつなぐ単なる移動手段にとどまるのではなく、幸せな人生を育む健康手段として、一歩一歩を名薬を飲むように、歩いてみてはいかがでしょうか」

李承憲氏が、ウォーキングをどう捉えていけばよいのか提案しています。

歩くことは、毎日繰り返している行動のため、歩くことを真剣に考える機会もないのが普通です。
しかし、人生を通して繰り返すことだからこそ、
もっと大切に考えていく必要があるはずです。
ウォーキングに注意を向ける人が増え、ウォーキングの本がよく読まれているのは
歩くことをできるだけ利用したほうがよいと気づいた人が増えている証拠でもあります。

李承憲氏が教えてくれる通り、ウォーキングは
幸せで健康な人生を育むことができる手段です。
一歩一歩を大切に歩いてみましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、90ページより引用

ウォーキングを習慣にするとさまざまなメリットがあります

仕事をしているときに、考えがまとまらなくて
苛立ちを感じた経験のある人は多いと思います。

考えが止まったときは、気分転換を試すことがおすすめです。
いちばん手軽で効果的な気分転換といえば、ウォーキングです。
ウォーキングのメリットは、体にも頭にも効果が期待できることです。
特に、力を抜いて呼吸を整えて歩くと理想的な瞑想法となるのです。

李承憲氏が、ウォーキングについて次のような説明をしています。

「すべての問題は、気が衰え、エネルギーが抜けてしまったことから生じていると考えればよいです。
そのため、ウォーキングや呼吸を通して、日常生活からエネルギーを蓄える必要があるのです」

ウォーキングは、瞑想法としても有効ですし、エネルギーを蓄える効果も抜群です。
ウォーキングを習慣にすると、さまざまなメリットを発見できます。
ぜひ実践してみてください。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、93ページより引用

仕事に行き詰ったときは、とにかく歩きましょう

仕事をしたり、考え事をしていたりして、
行き詰まってしまった経験は、どなたにもあるのではないでしょうか。
会社で仕事をしているときなどは、机に向ったまま
だらだらと時間をつぶしてしまう……という経験がある方は多いと思います。
しかし、いい解決方法が思い浮かばないときは、
それ以上ずっと悩み続けていても先へ進めません。
そのかわりに外へ出て歩くことがおすすめです。
歩くことは、身体にとってよい効果があるだけではありません。
脳にとってもよい瞑想法となり、発想する能力を回復させてくれます。

李承憲氏も、ウォーキングについてこう語っています。

「上手くやろうとすればするほど何だか上手くいかない場合があります。
こういうときは、ずっと座っていないで、湧泉と足の指に力を入れて、
ジャンセンウォーキングでゆっくり歩いてみるとよいです」

ウォーキングは、何かをやっていて行き詰まったときにやってみると、
よい結果につながります。
李承憲氏の言葉を参考に、歩く瞑想法であるウォーキングを実践してみましょう。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、
91ページより引用

歩くことで、問題の解決策が見つかることがあります

人生の最後のときまで、健康で幸せに暮らし続けることを願う人々が増えています。

長く続けられる健康法に、ウォーキングがあります。
歩くことで身体を健康に保てるばかりか、脳を活性化する瞑想法としても
効果を期待できます。

李承憲氏が、ウォーキングをするときに
合わせてやってみるといいことを教えてくれています。

「心の中に溜まっているストレスや考え事を声に出して言ってみます。
周りに誰もいないときは、大声で気が済むまで言い続けましょう。
周囲の木々や草むらに話しかけているように、自分のすべてを率直に
吐き出します。
 自分がなぜ落ち込んでいるのか、なぜ浮かない顔をしているか、
その原因がわからないとき、この方法を活用すると、原因と解決策を
見つけることができます」

李承憲氏の説明のように、歩く瞑想法を実践しながら、
溜まっていることを声に出して言ってみてください。
それによって今まで思いもつかなかった解決策が得られることもあるかもしれません。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、130~140ページより引用

歩くことは誰でも続けることができる瞑想法です

歩くことは、年齢や性別、そして運動経験の多さに関係なく
誰でも実践できる健康法です。
身体にとってよいだけではなく、心にとっても
効果的な瞑想法となります。

李承憲氏が、効果的な歩き方をこう説明しています。

「視線は鼻先に意識を集中し、3~4歩先の地面を眺め、精神が乱れないようにします。
普通、歩調に合わせて呼吸を調節しますが、2歩もしくは3歩ごとに息を吸ったり吐いたりします。
この方法で歩くと、どんなに長く歩いても疲れを感じません」

歩くことに慣れていない人は、「少し歩くだけでも疲れてしまう」と
尻ごみをするかもしれません。
でも、歩き方を工夫するだけで、疲れを感じずに長く歩くことができます。
そして、適切に歩くことによって、健康が改善されるだけでなく、
脳が活性化され、とてもよい瞑想法にもなります。

李承憲氏の言葉を参考にして、たくさんの方々に
歩く運動法・歩く瞑想法を実践していただきたいと思います。

一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、
139ページより引用