吐くときに天と地に感謝!李承憲氏の「呼吸法」


一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏の脳教育トレーニングの基本となる「呼吸」について考えてみましょう。

慢性的なストレスは、さまざまな体調不良を引き起こす恐れがあります。ストレスを長引かせず、いかに抑えるかが、健康づくりには大切。とはいえ、ストレスを生みそうな状況に直面しても、人によって反応はさまざまです。負担に感じる人もあれば、何とも思わない人もいます。

李承憲氏は、怒りや不安などの感情を鎮め、過敏になった神経を落ち着かせることで、ストレスを上手に取り除くことができるといいます。その最も良い方法の一つが、呼吸法です。へその下の丹田を意識しながら呼吸する丹田呼吸を行うことで、心と体の平穏を取り戻すことができます。

丹田呼吸をすると、横隔膜の動きが大きくなり、肺はさらに大きく拡張します。この結果、より多くの酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出すことができます。これにより、臓器の老廃物が取り除かれ、血液の循環が改善します。

とはいえ、浅い呼吸をする習慣が身についているしまっている人が深い丹田呼吸をするのは簡単ではありません。李承憲氏は、「喜びと感謝の心に満ち溢れた状態で呼吸すればいい」とアドバイスしています。「息を吸うときは私たちの体に感謝して、息を吐くときは天と地に感謝する」(李承憲氏)ことで、楽しい気持ちでラクに呼吸をすることができます。

深い呼吸を実践すれば、心拍数や血圧、そして脳波も意識的に整えることができます。日々の呼吸を変えることで、カラダも心も脳も変えることができるのです。

一指 李承憲著『脳がわかると人生は変わる』より