仕事をしたり、考え事をしていたりして、
 行き詰まってしまった経験は、どなたにもあるのではないでしょうか。
 会社で仕事をしているときなどは、机に向ったまま
 だらだらと時間をつぶしてしまう……という経験がある方は多いと思います。
 しかし、いい解決方法が思い浮かばないときは、
 それ以上ずっと悩み続けていても先へ進めません。
 そのかわりに外へ出て歩くことがおすすめです。
 歩くことは、身体にとってよい効果があるだけではありません。
 脳にとってもよい瞑想法となり、発想する能力を回復させてくれます。
李承憲氏も、ウォーキングについてこう語っています。
「上手くやろうとすればするほど何だか上手くいかない場合があります。
 こういうときは、ずっと座っていないで、湧泉と足の指に力を入れて、
 ジャンセンウォーキングでゆっくり歩いてみるとよいです」
ウォーキングは、何かをやっていて行き詰まったときにやってみると、
 よい結果につながります。
 李承憲氏の言葉を参考に、歩く瞑想法であるウォーキングを実践してみましょう。
一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著  『ジャンセンウォーキング』 講談社、2008年発行、
 91ページより引用
