李承憲氏の脳教育で、脳の奥にある「純粋な生命エネルギー」に出会う

「あのとき、こうすれば良かったのに」と後悔することがよくありませんか?脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏によると、後悔は脳を萎縮させます。いつも後悔するクセのある人の脳を映像で見てみると、情緒や記憶をつかさどる「扁桃体」が著しく縮んでいることが確認できるといいます。

扁桃体は、感情的な記憶をつかさどる器官です。苦しみ、喜び、悲しみといった感情と関連した記憶は、すべて扁桃体で管理されています。だから、扁桃体に蓄積されている否定的な感情を浄化し、記憶の属性を変えることができれば、人生を大きく変えられると、李承憲氏は言います。

脳教育の目的の一つは、自分の脳をコントロールし、感情や思考、健康を管理できるようになることです。否定的な想念にとらわれがちな思考のチャンネルを、ポジディブな方向へ転換するのです。

「過去」にとらわれた脳を脳教育によって浄化することで、脳の中にある根源的なエネルギーが引き出されます。李承憲氏によると、そのエネルギーは、思考や感情、ネガティブな情報に汚染されていない「純粋な生命エネルギー」です。

李承憲氏は「後悔、執着、憎悪、不安、差恥心、罪悪感、被害者意識、貧欲。これらは、脳に死をもたらす」と言います。「過ぎ去った過去は、過去に過ぎない。過去はより良い選択をするための参考資料として活用できればそれで充分」なのです。

一指 李承憲著『脳波振動』より