変わるための選択をしたら、あとは、脳に頼ろう

「変わりたいけど、変われない」というジレンマを抱えていませんか?これまでの人生を抜本的に変えるような変化を自分に起こそうとするとき、やはり、大きなためらいがつきまとうものです。こんなときの対処法について、脳教育者、一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏はキッパリ言います。「あなたの魂に、あなたの胸に尋ねてみてください」

人生を変えようとする決断も、結局は、一つの選択に過ぎません。選択にあたってすべき問いかけは、とてもシンプルです。「自分が本当に願うのは何なのか?」「自分の胸を希望と喜びで溢れさせるものは何なのか?」ということです。

自分の胸に尋ねたうえで、何を選択するかを決断したら、次はその方法について脳に尋ねましょう。李承憲氏によれば、「私たちの脳は、魂の旅のためにあなたに与えられた基本装備」です。出張するときに持っていくノートパソコンのようなもので、もともと性能はとても良いのですが、あれやこれやと情報を詰め込みすぎてまともに動かなくなることがあります。

そんなときは、ウイルスを除去し、停止していたもとのプログラムを復活させ、不要な情報を捨て、使えるものは使いやすく整理しましょう。そうすれば、魂の願いを実現すために、本来の能力を発揮してくれます。

魂の旅がうまく運ぶかどうかは、自分の脳をどれほどうまく活用するのかにかかっています。脳をよく手入れしてうまく活用すれば、自分が選択した道が険しくとも、着実に、そしてより楽に前に進めることができるはずです。