李承憲氏の脳教育で、地球とのつながりを感じる

私たちの住む地球は、人間の物質文明によって環境破壊が進み、病み苦しんでいます。脳教育者の一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏は「これからは、人間が地球を助ける番だ」と提唱しています。今まで私たちの生命を育んでくれた地球に感謝し、恩返しをすることは、脳教育のテーマでもあります。

李承憲氏の脳教育が唱える「地球との交流」は、地球の本来の姿を取り戻すための実践の一つです。地球との交流は、地球を感覚的にとらえ、通じることから始まります。地球を生命体として感じ、その生命体に宿っているエネルギーや魂を感じられるようにすることです。この心の交流を通じて、私たちの人類の意識も物質文明のものから抜け出し、進化を遂げることができます。

李承憲氏は著書『脳波振動』で「私は地球の苦しみを感じることができます。あなたも地球を感じているはずです」と語っています。私たちが地球を感じることができる理由は、身体の波動が地球の波動と共鳴しているからです。「あなたと地球はひとつであり、あなたと宇宙もひとつ」(李承憲氏)なのです。

地球の魂を感じるための脳教育のトレーニングの一つが、瞑想です。瞑想によって脳を目覚めさせれば「私たちの脳は地球とつながっている」という感覚が生まれます。こうした感覚が人類の間で共有されれば、地球は本来の美しさを取り戻すはずです。

地球は、異なる環境や宗教、文化の中で、多様な価値観を持って生きているすべての人々を、ひとつにできる唯一の存在です。地球だけが、宗教や民族、国家、文化、価値観の違いを乗り越え、人類の意識をひとつに束ねることができます。地球を助けることができれば、人間の魂も完成に向かうのです。