脳教育と脳トレーニングで情報の「選別力」アップを!

~一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)著『脳がわかると幸せが見える』から要約~

脳教育は、自分の脳に入る情報を管理する方法を教えてくれます。脳教育を受けて、脳トレーニングの訓練を重ねることで、脳活性化につながる情報を選別する力が身につきます。

インターネットの普及などによって、膨大な情報が世界を飛び交う時代になりました。おかげで生活が便利になり、仕事の効率も良くなりましたが、同時にストレスや心の混乱も増加しました。

人の脳は、情報に敏感です。外から入ってくる情報に対して、とりあえず無条件に反応します。たとえば、怖い夢を見ると心臓の拍動が早くなり、喧嘩をする夢を見ると寝言で怒鳴り声をあげたりします。それは、夢という仮想の情報に脳が反応しているからです。映画を見るときも、人は泣き、笑い、怖がります。これも、映画というスクリーン上の仮想情報と現実を脳が区別していないからです。

世の中にあふれる情報をそのまま脳に流し込んでいると、脳はその都度それに反応し、振り回されてしまいます。脳の成長につながるような情報を主体的に選んであげることが大切です。その手法を教えるのが、脳教育です。
脳トレーニングを通じて、脳に送りこむ情報の選別や管理ができるようになれば、人生が大きく変わります。

たとえば、困難や障害に直面したとき、「自分はいつもついていない」と後ろ向きにとらえてしまうのは、ネガティブな情報です。ネガティブな情報ばかりだと、脳は進歩しません。どんな困難にあっても「いい経験だ」と受け止めれば、その後の成長のきっかけになります。

脳教育と脳トレーニングで情報管理の技を磨いて、ご自分の夢や目標を達成して下さい。